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No55 from加音夏号①

      2023/11/06    - 未分類,


9月に入りましたが、まだまだ暑さが続く今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。

from加音55号(2023夏号)を更新しました!盛りだくさんな内容となりました。ぜひご覧ください!

 

松尾大社レクレーション

5月1日(月)に嵐山にある松尾大社へお参りに行ってきました。今年の1月に初詣を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染により延期になっていたので、少し遅いお参りです。

 松尾大社にみんなで行くのは実に3年ぶり。コロナが広まる前は毎年恒例行事として初詣に行っていましたがなかなか行くことができませんでした。久々のお参りでしたが、長年行っていることもあり利用者さんはいつものようにお参りをすることができました。

松尾大社に来たらおみくじで運勢を占う。これも恒例です。「大吉」で喜ぶ声も上がります。遠出をするのはまだこれからですが、みんなで外活動ができるようになってきて良かったなあと思います。来年は1月に初詣で松尾大社に行きたいですね。(佐々木輝)

母の日アレンジメント&ランチ会

月2日に「母の日アレンジメントとランチ会」を開催しました。昨年もお世話になった「はなきとは」の中村様が講師をしてくださりました。

生のお花に直接触れ、鮮やかな色や香り等、五感で感じながらお花を挿します。出来上がったアレンジメントはどれも個性的で素敵でした。

ランチ会は「みんなの会議」で決めたマクドナルドを食べました。ハンバーガーと飲み物は好きなものを注文しました。身近なマクドナルドでも、加音で食べると特別になります。(矢根ゆきえ)

きものほどきとファッションショー

国連の定めた地球環境を考える日「アース・デイ」の4月22日(土)にザ・リッツ・カールトン京都にて京都大学大学院地球環境学堂准教授の浅利美鈴先生が登壇されるトークイベントが開催されました。

 このイベントでは着用されずに長く仕舞われていた着物を再利用して作った「KYOTOSUITS(京都スーツ)」のファッションショーも行われました。

 加音は縁あって京都大学に全国から善意で送られてくる着物のうち、もう着用することができない着物のほどきと洗いの仕事を浅利研究室から請け負っております。

 このイベントに着物のほどきと洗いを担当している利用者さん4名が招待されました。利用者さん達もの職員も自分たちの仕事がこのような形で生かされていることを実感でき感激いたしました。

 浅利先生、小山様、ザ・リッツ・カールトン京都の皆様はじめ多くの皆様に大変感謝いたしております。ありがとうございました。(北村雅子)

きもののほどき実演 ことすにて

6月24日(土)には「京北里山SDGsラボ ことす」にて開催された「京北めぐる市」に上田さんと山本さんの2名がきもののほどきの実演を行いました。

「京北めぐる市」は、家に眠っている物と、欲しい人をつなげ、物と価値と想いを循環される市場です。寄付で集まった着物のうち、まだまだ着ることのできる着物は「Kistory(キストリー)」にて欲しい方に譲渡されています。

 加音から車で約1時間、ことすに到着し、担当の戸田様より着物をいただいてからは、緊張していたお二人もいつも通りのペースで黙々・コツコツと作業をされました。

 利用者の方がお客様の前で実演する機会は今回が初めてでしたが、自分たちの仕事を見てもらったり、声をかけていただくことで自信が持てたと思います。今度は加音の製品を持って「ことす」の販売会へ出店したいと思います。(北村雅子)

 

mono-gatari出展

6月23日(金)、24日(土)の2日間にわたり、河原町御池にある京都信用金庫Qestionビルにて開催された「mono-gatari」に出展しました。

 「mono-gatari」とは「ものが語る、その声に耳を傾けて。」をコンセプトに商品の背景にあるストーリーや職人・生産者の想いを知って商品を”選択(購入)”する体験と交流を生むマルシェです。京都で培ってきた文化や技法を守る老舗企業から、新たな挑戦をする若手まで多世代×多業種がそろい、新たな価値観、それぞれのストーリーを共有し合う空間をつくるという意味が込められたイベントでした。

加音では「環境とアート」をテーマに、自主製品をはじめアップサイクル製品を販売しました。今回販売したアップサイクル製品はお馴染みの消防ホースに加え、テントの端切れを使用した箸袋や、役目を終えた着物を利用した蝶ネクタイ・スカーフ、絹糸を使用した栞などを販売しました!たくさんのお客様からアップサイクルについてご質問いただき、多くの方にアップサイクルに触れていただく良い機会となりました。

加音は昨年に引き続き2回目の参加でした。今年は利用者さんの作品も展示させていただきました!加音のアートが会場を包みました。(古賀悠文)

ファブリックボード「kakeる」とcore kyoto

mono-gatariを企画されている「sampai」様が西陣織の帯や家具・建築で使われなくなった木材を使いアップサイクルでファブリックボード「kakeる」を考案され、イベントの時に初披露されました。

このボードには「伝統工芸を日常に取り入れて、職人技術を身近なものに感じてほしい」という願いが込められています。加音ではこのボードの最終成形作業の仕事を担わせていただくこととなりました。成形作業には今まで使ったことのない工具を使います。木枠制作を担われているスキマワールド株式会社様に実際加音に来ていただき工具の使い方を教えて頂きました。ひとつひとつ丁寧に教えて頂き、これからこの仕事を進めていく準備ができました。

 

このファブリックボードの制作風景については6月15日(木)にNHKWORLDのcore kyotoで紹介されました。この動画は織物を織る過程で使われなくなった部分から作るアクセサリーを通して伝統産業の今とこれからを伝えられているものになっています。(佐々木輝)

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