みやこユニバーサルデザインのカレンダーイラストに加音から6作品入賞しました!
2017/04/15
8月の創作クラブで「京都の年中行事や京都の季節」をメンバーの皆さんに描いていただいた絵を、はあと・フレンズ・ストア主催の「2017年度 みやこユニバーサルデザインカレンダー制作のためのアート作品募集」に応募しました。
昨年は作品が選ばれたので、今年も選んでいただくことを目標に題材選びなども準備を進めてきました。
後日、主催者の方より連絡があり、11施設101作品の応募の中から、なんと加音の6作品が選ばれました!!
入賞した作品はカレンダー各月のデザインになり、みやこユニバーサルデザインカレンダーとして作業所に寄贈して下さる予定です。
※非売品であるため購入はできません。
今後も、利用者の方々の絵を一つでも多く製品にできるよう取り組んでいきたいと考えております。
カレンダー表紙に採用「和菓子たち」
京都の季節の和菓子を題材にしたHさんの絵が見事にカレンダーの表紙を飾ることになりました!
彼女は誰に習うわけでもなく自分の視点で絵を描き始めました。
今では加音のオリジナルTシャツの原画など色んな絵を描いてくれています。
2月のデザインに採用「おめんわらう」
お面の笑った表情が印象的な絵を描いたMさん。
でもこの絵のモデル、実は「能面」なんです。
能面というと一般的には怖い表情に見えますよね?この絵を描いたMさんはもともと楽しいことや笑っていることが大好きなあったかい性格の方。
そんなMさんの手にかかれば、怖い能面も見る人の気持ちを楽しくしてくれる素敵な笑顔のお面に出来上がりました。
ちなみにMさんも加音のオリジナルタオルの原画を描いてくれました!
3月のデザインに採用「京の春」
大文字と東寺の五重塔を背景に満開に咲く桜を描いてくれました。
なんとWさんはこの3月だけでなく4月の絵も入賞し、2作品入賞の快挙です!
4月のデザインに採用「八ツ橋」
3月に続いて4月も絵が選ばれたWさん。
3月の京都の風景と打って変わって4月は京都の名菓「八ツ橋」を描いてくれました。
個性的なのは八ツ橋の色だけではありません!色に合わせて味もしっかり考えられています。
「焼き芋」「チョコバナナ」「美山ミルク」「塩キャラメル」など実際には販売されいない味を自分で想像して理想の創作八つ橋として表現してくれています!
実はもともと、家がお寿司屋さんを営んでいて、Wさん自身も子どものころから食べることや料理が大好きなんです。
そんな彼だからこそ描けた一枚に仕上がりました!
8月のデザインに採用「おくりび」
とっても穏やかでやさしい性格のSさん。
小さな頃から文字や数字を理解することが苦手だった一方、絵ではコンテストで入賞することもあったそうです。
今回は京都の夏の風物詩五山の送り火を描いてくれました。
字が苦手なために大の字も正しい大の字ではありませんが、それでもSさんの穏やかな性格が表れたSさんにしか描けない絵に仕上がりました。
今後も絵の才能を加音で発揮していってほしいと期待しています!
9月のデザインに採用「でんしゃかわいい」
秋の紅葉の中を走る嵐電の写真を見てOさんが描いてくれた一枚が9月の絵に見事選ばれました!
毎日お昼休みになると絵を描いて過ごしているのですが、いつもノートに、この絵の背景に描かれているのと同じタッチで、細かく一か所一か所色を塗って仕上げていきます。
今回も限られた時間の中で、Oさん独自のタッチで、他の人に真似できないような世界観を表現してくれました!