メキメキと力をつけてきた縫製班について紹介します
2016/12/02
このところ、メンバーたちがメキメキと力をつけてきた加音の縫製班を紹介します。
縫製班ができたきっかけ
西京極に作業所を構えたころの縫製は、職員が一人で売り出し用の「にほひとりますえ」を作っていました。
その当時、作業に集中することが難しいメンバーがおり、とある支援学校の先生が作業所に来られた時、「○○君は、高等部の時ミシンが上手くてね」の一言がきっかけで彼にミシンをしてもらうことになりました。
ミシンのおかげですっかり落ち着き、そこへ作業(御守の縫製)を入れて班としてスタートしました。
今では、3人のメンバーが御守とにほひとりますえの縫製をしています。
京都の手工業のように分業化
3人は、裁断する人・地直しする人・細かく裁断する人・裏地を付ける人などなどを分担して行っています。
それはまるで京都の手工業のように分業化しています。各自担当箇所ができたら次の人へ渡します。
これは職員が教えたのではなく、メンバーたちが自分たちで工夫して、取り入れていった方法でした。
最近では、他の人のために下糸を作ったり、縫い代を守るためのガイドを交換してくれたりと、頼もしいなと思う場面によく出会います。
ミシンの腕も職員と互角になってきたため、私も気合を入れて日々努力しています。
ただ、老眼が・・・・。この老眼対策にもメンバーたちが一役買ってくれています!!
縫製作業のこだわりや実績については「縫製作業」ページで紹介しております。
*この記事は加音より発行している広報誌「from加音」平成27年冬号に掲載したものを再編集したものです。