縫製作業

縫製事業では企業さま・事業者さまからご依頼いただいた製品の縫製や、自社商品の縫製を行っています。
日々のスキルアップと、障害特性を活かした生産体制により、高品質・納期厳守の納品にこだわっています。
縫製に関するご依頼・ご要望はお気軽にお問合せください。

縫製製品の品質と納期を守るために

ミリ単位の縫製を継続できる集中力とこだわり

縫製班メンバーの一番得意とするところは、「○ミリで縫ってください。」と指示を出すと、その間隔で正確に縫い続けることができるところです。健常の人であれば、時間が経つにつれて慣れや疲れ、また納期が迫ってくる焦りなどから、品質が落ちることがありえると思います。
しかし縫製班メンバーは「こだわりが強い」「同じことを繰り返すことが得意」といった障害特性上、品質が落ちることがありません。長時間作業しても、納期が迫ってきても、指示通りに確実に仕上げていくことができます。

縫製スキルや得意分野に応じて分業

現在3人のメンバーが中心となって、京都の手工業のように分業して縫製を行っています。縫製の経験年数やスキルに応じてそれぞれが得意な部分を担当し、完成させています。裁断する人、地直しする人、細かく裁断する人、裏地を付ける人など、分担して行っていきます。最近では他の人のために下糸を作ったり、縫い代を守るためのガイドを交換したりと頼もしい仕事ぶりです。

メモでコミュニケーション

分業しているので、利用者同士のコミュニケーションにメモが活躍しています。一般的には障害特性上、自分の意思を伝えるなど他者とのコミュニケーションが苦手とされていますが、日々の作業の積み重ねの中で、お互いにメモを通じて作業の進捗状況など報告・連絡できるようになりました。支援員が教えたわけでもないのに、「脇縫いできています」や「ここにおいてね」等メモの張られたカゴが作業机に並んでいます。担当支援員が不在の時もメンバーで助け合って製品を仕上げています。

これまでの生産事例

お守り袋

直線縫いを同じ幅でできるようになりましょう。という目標のもとにスタートした縫製班でした。

現在では、急なカーブもスイスイとチャコペン通りに縫っていきます。職員でも中々チャコペンの上に命中することが少ないのに・・・。

指示通りの幅で縫い続けることができ、品質が落ちません。

にほひとりますえ:自主製品

縫製技術を活かして自主製品の製造にも取り組んでいます。

靴の消臭除湿剤「にほひとりますえ」は内側に竹炭が入っており、外側の生地部分をメンバーが縫製しております。

»にほひとりますえ紹介ページへ

にほひとりますえ
足袋の形に合わせて急なカーブも難なく縫っていきます。

ミニカーカバー

にほひとりますえの急カーブが縫えるようになったので、現在、企業様からのご依頼で、車(展示用ミニカー)のカバー生産に挑戦中です!

複雑な形で職員もメンバーさんも四苦八苦しておりましたが、やはり最初に腕を上げたのはメンバーさんでした。ゆっくりですが、きれいな形になるように丁寧に仕上げています。

この技術が次につながる事を願っています。

ゴムをきれいに付ける縫製技術も磨いています。
車の形に合わせて立体的に仕上げます。

受注から納品までの流れ

生産にかかる料金や納期に関するお問合せ、試作品などのご依頼はお気軽にお問合せください。

お問い合せ・ご相談

お電話、メール、またはメールフォームにてお問合せをいただきましたら、 担当職員(支援員)が具体的なご依頼内容をお伺いします。

試作品の製作

ご依頼の製品の試作を行います。指示書等に従って、支援員から作業を担当する作業所メンバーへ指導します。 試作品の現物をご覧いただき、品質レベルをご確認いただけます。

メンバーによる生産

試作品の確認をいただき、最終的にご依頼が決定すると、生産を開始いたします。

職員(支援員)による
最終検品

製品に対して、支援員が一品ずつ検品したのち、納品させていただきます。

生産体制

人数作業所メンバー3名
担当支援員  1名
生産設備工業用ミシン 4台
刺繍ミシン  1台
ロックミシン 1台
家庭用ミシン 2台

縫製班の紹介

作業所を開所した7年前、作業所に新しく入ってきたメンバーさんがパニックにならないように何か取り組めるものはないかと、試行錯誤の中から始まったのが縫製作業でした。

一定のリズムで「カタカタ」と音を立てて動くミシンで作業することは、メンバーさんにとって、とても精神的な安定をくれる道具だということがわかり、ミシンを使った仕事に取り組み始めました。

簡単な縫い方から練習していたメンバーも、いただいた仕事をこなすことでどんどんスキルアップしていきました。そうする内に、仕事が作業所内で評価され、次に社外のお客様・取引企業様からも認められていきました。当初は作業に集中できなかったメンバーが、今では縫製という仕事に自信を持ち、積極的に取り組んでいます。

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  • 箱折作業
  • クリップ組立