仕事について

仕事へのこだわり

加音では仕事を通じて障がい者が社会との接点をつくり、社会に貢献することを、大切にしています。
障がい者は働くことができない、あるいは、障がい者ができる仕事はとても少ないと思われがちです。
でも周囲の人が障がいについて正しく理解し、適切な支援を行うことで、障がいがあっても様々な仕事をこなすことができます。
障がいのある利用者と職員が協力をして、いただいたご依頼・ご希望に対して、品質も納期も妥協することなく精一杯お応えしています。

 

障がい特性を理解し、活かすことで高品質を実現しています。

加音では障がい特性を正しく理解し、仕事の中でいかすことで、ご依頼いただいた仕事を高品質、納期厳守でお応えしています。実際に、障がい特性を大きな強みとして発揮して、仕事に取り組んでいる利用者さんもいます。 実際に障がい特性をどのように「強み」として考えて、仕事に活かしているのか、一例を紹介します。

言葉の意味より視覚からの情報で考える

発達障害の特性として言葉の意味で考えることが苦手な点があり、人とのコミュニケーションも苦手とされます。その一方で視覚から入ってくる情報を記憶したり、処理したりすることがとても得意だという特徴があります。個人差がありますが、例えばジグソーパズルが得意だったり、多くの漢字を図として記憶したりするのが得意な人もいます。

このような視覚優位性特性を活かすことで…

製品の傷、異物などの不良品を正確に見つけることができる。

加音では箱折作業やクリップの組立作業など製品を製造するにあたって、傷や黄ばみ、異物混入を見つけることが得意であることから、高品質な納品を続けています。

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100種以上の商品の組立図案を一度で覚え、忘れることがない。

100種類以上あり、とても複雑な箱の折り方を一度見て、作ってみただけで、すべて記憶していき、毎日違う種類の依頼が来ても、ミスなく対応することができています。

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こだわりが強い、状況が変化がすることが苦手

不測の事態に適応するのが苦手で常に同じ状況であることに安心するという特徴があります。

このようなこだわりが強い、状況変化が苦手な特性を活かすことで…

同じ作業を長時間継続する仕事でも指示通り正確にし続けられる。

縫製作業など「3mm間隔で縫い続けてください。」といった細かな作業と継続的な集中力が必要な作業指示に対しても、「3mm間隔」にこだわって縫い続けることができます。狭くなったり広くなったりすることなく、常に安定した品質で仕上がります。

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品質や納期への取り組み

加音では高品質で、納期を厳守して納品するために、上記以外にも様々な工夫や取り組みを行っています。

作業スペースに5Sを導入

箱折班は一日の作業を終えると作業スペースの5Sを徹底しています。この取り組みを始めたことで、気持ちよくスムーズに次の生産作業に入ることができています。

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メモでコミュニケーション

自閉症の方は一般的には他者とのコミュニケーションが得意ではなく、他の人と協力して仕事をすることが難しいとされます。加音ではひとりひとりに合った支援をすることで、他者とメモを通じて仕事の状況報告などのやりとりを行えるようになりました。

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分業制とステップアップ制度

ひとつの仕事でもできるだけ作業工程を複数人で分けることで、分業しておこなっています。簡単な工程を任され、技術が身につくと、少しずつ難しい工程にステップアップしていきます。利用者本人の自信や次のステップへの目標になります。また、急に欠席者が出た場合でも他の人がフォローに入ることで作業を遅らせることなく納品できるためです。

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オリジナル治具の利用

障がい特性上、加工や組み立ての際に作業目標や生産量が目に見えて分かることで、パニックになることなく、モチベーションを維持して作業を継続して行えるということがあります。そのため職員が特性を把握したうえで、個々に合わせて、作業量を指示・誘導するための器具を製作して、作業の中で利用しています。

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仕事に集中できる環境づくり

利用者さんによって、一日の作業の見通しがつかないことに不安を感じる人や、周囲の環境に敏感に影響を受けやすい人がいます。そこでその人のためだけの一日の行動予定を見える場所に掲示したり、作業スペースに仕切りを作ったりするなど、作業に安心かつ集中して取り組めるように日々、工夫をしています。

 

事業内容

加音では4つの作業を中心に取り組んでいます。

 

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